のんこのしゃあ(読み)ノンコノシャア

デジタル大辞泉 「のんこのしゃあ」の意味・読み・例文・類語

のんこのしゃあ

のんきで、しゃあしゃあしていること。平気で、ずうずうしいこと。また、その人。
「今頃私の宅へ―で遣って来るのも」〈漱石道草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「のんこのしゃあ」の意味・読み・例文・類語

のんこ の=しゃあ[=しゃんこ]

  1. のんきで、しゃあしゃあしていること。あつかましく、恥ずかしがらないこと。平気で、ずうずうしいこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「自分の住ふ店賃さへ満足に遣らねえから、どうして茶代や団子の銭は、のんこのしゃあで居るたまだ」(出典:歌舞伎・勧善懲悪孝子誉(1877)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む