改訂新版 世界大百科事典 「ノーサンバーランド公」の意味・わかりやすい解説
ノーサンバーランド公 (ノーサンバーランドこう)
John Dudley, Duke of Northumberland
生没年:1502?-53
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…しかし,一方では前代に続く教会財産の没収・売却のため土地問題が激化し,またスコットランド戦争,貨幣の悪鋳,インフレの高進などにより社会混乱も増幅した。49年西部にカトリック教徒の反乱,ノーフォークに大農民一揆(ケットの乱)が起こり,サマセット公は失脚,摂政はノーサンバーランド公に代わる。この時代為政者による土地収奪はきわまり,また貨幣改鋳のため輸出も激減する。…
…この外交上の自立化は同時に宗教上の自立化へと進み,1533年の上訴禁止法によって主権国家の宣言が行われ,ローマ教皇との絶縁,つまり宗教改革を成立させることになった。エドワード6世期になると,まずサマセット公が摂政となり,ついでノーサンバーランド公がその支配をほしいままにして,エドワードの死後自分の息子の妻ジェーン・グレー(ヘンリー7世の曾孫)を女王としたが支持されず,王位はメアリー1世のものとなり,〈九日女王〉ジェーンはロンドン塔で処刑された。このエドワード6世時代にいっそうプロテスタント化した英国国教会がメアリー1世の時代にローマ・カトリックに復帰したこと,さらに彼女がフェリペ2世(1556年からスペイン国王)と結婚したことは,ヘンリー8世以来の主権国家イギリスの進路を逆転させることになった。…
※「ノーサンバーランド公」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新