ノールカップ(その他表記)Nordkapp

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノールカップ」の意味・わかりやすい解説

ノールカップ
Nordkapp

ノルウェーのほぼ最北端の岬。ノルウェー海とバレンツ海の境界をなすマーゲレイ島の北端 (北緯 71°10′20″) ,海面から 307mの絶壁上にある。夏は白夜で知られ,観光客でにぎわう。一般にヨーロッパ大陸,スカンジナビア半島の最北端とされているが,実際には最北端はその西北西約 6kmにある同島のクニフシェロッデン岬 (北緯 71°11′8″) で,島を除く最北端はノールカップ東方約 80kmのノールヒュン半島北端 (北緯 71°8′1″) である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「ノールカップ」の意味・わかりやすい解説

ノールカップ[岬]【ノールカップ】

ノルウェー北端,マーゲル島北部北緯71°10′21″にあり,一般にヨーロッパの最北点とされる。5月半ばから7月末まで白夜が続く。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む