ハイゼンベルク‐パウリの方法(その他表記)Heisenberg-Pauli method

法則の辞典 の解説

ハイゼンベルク‐パウリの方法【Heisenberg-Pauli method】

電磁場や電子場などの場を量子力学的に扱うに当たって,場を無限自由度の力学的と見なし,通常の量子力学で使われる正準量子化規則を拡張適用する.最初,電磁場と電子場が相互作用をしている系について定式化されたが,やがてフェルミが β 崩壊問題に応用し,さらに湯川秀樹によって核力の問題へと応用され,中間子理論を生んだ.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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