ハサミツノカメムシ

小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ハサミツノカメムシ」の解説

ハサミツノカメムシ
学名:Acanthosoma labiduroides

種名 / ハサミツノカメムシ
解説 / ヤマウルシミズキなどの植物に寄生します。オス腹部にあるはさみのような赤い突起は平行です。
目名科名 / カメムシ目|ツノカメムシ科
体の大きさ / 18mm前後
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 6~9月

出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハサミツノカメムシの言及

【ツノカメムシ(角亀虫)】より

…植食性で世界に分布し約180種,日本には約25種が分布する。雄の尾端は紅色ではさみ状に突出したハサミツノカメムシAcanthosoma labiduroides,小楯板(しようじゆんばん)に黄白色のハート形のあるエサキモンキツノカメムシSastragala esakii,小型なヒメツノカメムシElasmucha putoniなどが知られ,後の2属は産卵後,成虫は卵塊上に静止して2齢若虫になるまでこれを守る。主としてアリや寄生バチの攻撃をさけるためであるが,アリなどが肢にかみついたり,卵を運び去ろうとすると,翅をはげしく振動させて臭液を出し撃退する習性がある。…

※「ハサミツノカメムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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