はしたなむ(読み)ハシタナム

デジタル大辞泉 「はしたなむ」の意味・読み・例文・類語

はした‐な・む

[動マ下二]
きまりの悪い思いをさせる。
「心を合はせて、―・め煩はせ給ふ時も多かり」〈桐壺
きびしくたしなめる。
「あなものぐるほしと―・めさし放たむにも」〈宿木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「はしたなむ」の意味・読み・例文・類語

はしたな‐・む

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 はしたないと思うような状態にさせる。
  2. 途方に暮れさせる。困らせる。恥をかかせる。軽んじる。
    1. [初出の実例]「こなたかなた心を合はせて、はしたなめ煩はせ給ふ時も多かり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)桐壺)
  3. きまり悪く思うほどたしなめる。戒める。
    1. [初出の実例]「ひとへに知らぬ人ならば、あな物狂ほしと、はしたなめさし放たんにもやすかるべきを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む