ハッスーナ遺跡(読み)ハッスーナいせき(その他表記)Hassuna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハッスーナ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ハッスーナ遺跡
ハッスーナいせき
Hassuna

イラク北部,アルマウシル南方 35kmのところにあるハッスーナ期 (前 4500頃) の原始農耕村落遺跡。 1943~44年にイラク考古総局の F.サファール,S.ロイドが発掘した。1~6層に分けられ,1~5層はハッスーナ期,6層はサーマッラー期 (前5千年紀初) に属する。4層の住居は練り土の壁で造られ,中庭,パン焼きかまどが付属していた。墓は住居の床下に造られた。ハッスーナ期の土器は粗製無文土器,刻文土器,彩文土器に分類される。器形としては壺,甕,鉢,脱穀盆などがある。サーマッラー期の彩文土器は幾何学文,動物文,人面を描き,より精巧につくられている。打製石斧,フリント製の鎌,土偶なども発見されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む