ハットー1世(読み)ハットーいっせい(その他表記)Hatto I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハットー1世」の意味・わかりやすい解説

ハットー1世
ハットーいっせい
Hatto I

[生]850頃.スワビア
[没]913.5.15.
ドイツ中世の聖職者。 891年以降マインツ大司教。ケルンテン大公のアルヌルフ側近となり,アルヌルフの没後は,幼少のルートウィヒ4世 (幼童王)の摂政役を引受け,さらに 911年ルートウィヒが没すると,コンラート1世に仕えた。3人の有力者に仕えることによって巧みに政治権力をあやつり,教会領を拡大した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む