現代外国人名録2016 の解説
ハビエル・ペレス デクエヤル
Javier Pérez De Cuéllar
- 職業・肩書
- 政治家,外交官 元ペルー首相・外相,元国連事務総長
- 国籍
- ペルー
- 生年月日
- 1920年1月19日
- 出生地
- リマ
- 学歴
- リマ・カトリック大学(法学)卒
- 受賞
- ネール賞〔1987年〕,オロフ・パルメ賞〔1989年〕
- 経歴
- 1940年ペルー外務省入り。駐スイス大使、駐ポーランド大使、’69年駐ソ連大使などを経て、’71〜75年国連大使。この間、安全保障理事会議長も務める。’75〜77年キプロス紛争調停のための国連事務総長特使、’79〜81年国連事務次長(特別政治問題担当)、’82年1月より第5代国連事務総長。この間、8年間に及んだイラン・イラク戦争の停戦で調停に取り組んだ他、キプロス問題、アフガン問題、ペルシャ湾岸危機の解決などに奔走。’90年8月には、イラクのクウェート侵攻で緊張が続く中東情勢打開のため、仲介役としてイラクのタリク・アジズ外相と会談。’91年12月任期満了で事務総長退任。’92年よりペルー国立銀行ニューヨーク部長。同年富士銀行欧州アドバイザリーボードメンバー。’95年4月のペルー大統領選に出馬するが落選。’99年4月国際オリンピック委員会(IOC)倫理委員会委員に選ばれる。2000年11月〜2001年7月パニアグア大統領のもと、ペルー首相兼外相。2001年8月〜2004年9月駐フランス大使。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報