停戦(読み)ていせん

精選版 日本国語大辞典「停戦」の解説

てい‐せん【停戦】

〘名〙 戦争中、一時的局地または全域にわたる敵対行為を合意により中止すること。戦場における負傷者の収容死者埋葬降伏撤退交渉などのために行なう。「停戦協定」
※通学物語(1941)〈渋沢秀雄〉錆びた銃剣「停戦から一年半もたってゐたのに」 〔情史稿‐張之洞伝〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「停戦」の解説

停戦
ていせん
cease-fire

戦闘停止とも呼ばれる。戦場で向い合う両軍部隊指揮官が交渉して,合意のうえ,その責任において両軍部隊が一時的,地域的に戦闘行為を停止すること。負傷者の収容,死者の埋葬,降伏,撤退の交渉などの目的で行われるもの。

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百科事典マイペディア「停戦」の解説

停戦【ていせん】

一時的・局地的に戦闘当事者間の協定に基づいて,戦闘行為を停止すること。負傷者の収容,死者の埋葬,降伏休戦の交渉など特定の目的のためにとられる措置。一般的法規はなく慣習による。
→関連項目軍事境界線

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世界大百科事典 第2版「停戦」の解説

ていせん【停戦 ceasefire】

本来は,戦争中,現地の指揮官相互の合意に基づいて,局地的かつ短期的に戦闘を停止することをいう。休戦に比べて空間的にも時間的にも限定された戦闘停止である。この意味での停戦は,戦死者・傷病者の収容,捕虜の交換,死亡者の埋葬・水葬等の目的で,また,降伏や休戦の前段階として,その交渉のために行われる。軍隊の各級指揮官は,その指揮する部隊に関して停戦を合意する権限を有する。 このような停戦と異なり,最近では,休戦に等しい停戦の例が見られる。

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