ハプトグロビン(その他表記)Haptoglobin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハプトグロビン」の意味・わかりやすい解説

ハプトグロビン
Haptoglobin

血清蛋白の一種。 Hpと略記する。蛋白質構造上の違いにより,3種の多型性変異を示す。ヘモグロビンと結びつく能力もち,古くなってこわれた赤血球から血清中に放出されるヘモグロビンを回収する機能を果すと考えられている。3種の出現頻度は人種,民族により異なる。遺伝型式がはっきりしているので,親子鑑定や卵性診断に使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む