はまかわ

日本歴史地名大系 「はまかわ」の解説

はまかわ
はまかわ

南風原はえばるのうちに比定される。「おもろさうし」巻一六の一一に「一 もちつききや かみにしやか おれたち(望月〔神女〕が 神女様が 降りたち)/しまのうちに とよませ(島の内に鳴響ませ)/又 かつれんのたゝみきよ しられゝ(勝連の尊い方に申し上げよ)/又 きむたかのたゝみきよ(肝高の尊い方に)/又 はまかわの なみうちくち おれわちへ(浜川の波打ち口に降りたまい)」とある。「はまかわ」は小字にもないが、「南島風土記」は南風原北西隅の小湾入とし、「勝連村誌」は勝連かつれんグスク南方の小さい森に、浜川はんがあとよばれている古井戸があるとしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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