日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハマジンチョウ科」の意味・わかりやすい解説 ハマジンチョウ科はまじんちょうか[学] Myoporaceae 双子葉植物、合弁花類。常緑の低木または高木。葉は互生し、まれに対生のものもある。花は腋生(えきせい)で、単生または束生する。花冠はやや漏斗(ろうと)形で、多くは五裂し、萼(がく)は五深裂する。雄しべは4本、まれに5本。子房は上位。果実は核果。世界に5属約180種あり、主としてオセアニアに分布する。日本にはハマジンチョウと小笠原父島にコハマジンチョウが自生する。[島袋敬一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のハマジンチョウ科の言及 【ハマジンチョウ(浜沈丁)】より …暖地の海岸湿地に生えるハマジンチョウ科の低木または小高木。葉は互生し,単葉,多肉質で,倒披針形または長楕円形,長さ6~12cm,先端は細長くとがり,基部は狭長,ふちは全縁または先端に少数の浅い鋸歯があり,両面とも無毛,側脈は3~4対。… ※「ハマジンチョウ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by