はやて

日本大百科全書(ニッポニカ) 「はやて」の意味・わかりやすい解説

はやて
はやて / 早手

急に激しく吹き起こる風。急風陣風疾風、はやち、はやちかぜ、はやちのかぜ、ともいう。英語ではスコールsquallという。はやての通過を観察すると、風の急に強くなる地域が一線をなして広がっており、この線と直角をなす方向に移動してくるので、ある地点では、この早手線または陣風線とよばれる線が通過するときに、はやてが吹くことになる。早手線の進行速度は毎時40キロメートルくらいのことが多い。

根本順吉

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む