デジタル大辞泉 「疾風」の意味・読み・例文・類語
はや‐て【疾=風/早手】
1 急に激しく吹く風。寒冷前線に伴うことが多い。陣風。しっぷう。「―のごとく通り過ぎる」
2 《かかるとすぐ死ぬところから》
3 (疾風)旧日本陸軍の単座戦闘機。制式名称は四式戦闘機。昭和18年(1943)初飛行。最大時速687キロ。
[類語](1)突風・
しっ‐ぷう【疾風】
2 風速毎秒8.0~10.7メートルで、風力階級5の風。
[類語]突風・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…梅雨の初めの黒い雨雲の下を吹く〈黒南風(くろはえ)〉,梅雨の最盛期の強い南風の〈荒南風(あらはえ)〉,梅雨明け後に吹く〈白南風(しらはえ∥しろはえ)〉などといわれる。 早手(はやて)疾風とも書き,〈疾風(しつぷう)〉〈陣風(じんぷう)〉ともいう。寒冷前線の通過に伴う突風で,しゅう雨を伴うこともある。…
※「疾風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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