はらりはらり

精選版 日本国語大辞典

はらり‐はらり

〘副〙

① 「はらり①③」に、継続するさまを加えたいい方。〔日葡辞書（1603‐04）〕

※浄瑠璃・堀川波鼓（1706頃か）下「手に触(さわ)るを、はらりはらりと投げたるは、只降る雨の如くにて」

② 「はらり⑤」を強めたいい方。

※虎明本狂言・萩大名（室町末‐近世初）「『九重とこそおもひしに』『はらりはらり』『十重さき出る』」

③ ＝ぱらぱら

※日葡辞書（1603‐04）「メシガ fararifararito(ハラリハラリト) スル」

出典　精選版 日本国語大辞典