デジタル大辞泉 「ぱらぱら」の意味・読み・例文・類語 ぱら‐ぱら [副]1 粒状のものがまばらに降ったり散ったりする音や、そのさまを表す語。「雨がぱらぱら(と)降る」「ごま塩をぱらぱら(と)ふりかける」2 まばらに散らばっているさま。「人家がぱらぱら(と)ある」3 本をめくる音や、そのさまを表す語。「ぱらぱら(と)ページを繰る」[形動]2に同じ。「客の入りがぱらぱらだ」[アクセント]はパラパラ、はパラパラ。[類語](1)しょぼしょぼ・しとしと・ぽつぽつ・ばらばら・ざあざあ・ちらりほらり・ほろり・はらり・ふわふわ・ひらひら・ひらり・片片へんぺん・ぼたぼた・ぽたぽた・ほろほろ・ぽろぽろ・ぽとぽと・ぼろぼろ・ぼとぼと・たらたら・だらだら・はらはら・ぽろり・ほたほた・ぽつり・ぽつりぽつり・ぽつん・ぱらり・ぽたり・どくどく・たらり・ちょろちょろ・ちょろり・とくとく・したたり・だくだく・ぽとり・滴る・滴り落ちる・垂らす・垂れる・こぼれる・ほとばしる・あふれる/(2)ちらほら・ぽつぽつ・ちらばら・まばら・ばらばら・ちりぢり・ちりぢりばらばら・てんでんばらばら・てんでばらばら・離れ離れ・すかすか・点在・散在・疎そ・四散・散乱 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ぱらぱら」の意味・読み・例文・類語 ぱら‐ぱら [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる。「ばらばら」よりも軽く、また、まばらである感じをいう )① 雨や霰(あられ)や木の葉など軽いものがまばらに落ちてくる音、また、そのさまを表わす語。[初出の実例]「霙(みぞれ)がぱらぱら降出して来て」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八〇)② 小さな物や光が一面に飛び散って広がるさまを表わす語。〔俚言集覧(1797頃)〕③ まばらであるさまを表わす語。[初出の実例]「鞍下の極(ごく)といふとこを、そぼろに小刻(きざ)ンでヨ、ぱらぱらと入れて」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)④ 本などを手早く、あるいは漠然とめくるさまを表わす語。[初出の実例]「参三はパラパラと本をくるのであった」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉五)[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 頭髪の乱れるさま。[初出の実例]「見るまにぱらぱらに鬢(びん)が乱れて」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
とっさの日本語便利帳 「ぱらぱら」の解説 パラパラ ユーロ・ビートに合わせて踊るダンス。起源は一九七〇年代後半の「竹の子族」との説が有力。現在の「第三次ブーム」まで息が長い。しかしブームにもそろそろ陰りが見え始め、ポスト・パラパラとしてトランスが流行し始めている。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by