ハリエス

化学辞典 第2版 「ハリエス」の解説

ハリエス
ハリエス
Harries, Carl Dietrich

ドイツの有機化学者.E.H. Fischer(フィッシャー)に化学を学び,ベルリン大学助手となり,1900年同大学教授.1904年キール大学教授となった.妻Herthaが,ドイツ有数の電機メーカー“ジーメンス”の創業者Ernst Werner von Siemensの末娘であったため,1916年ジーメンス社に入った.ベンゼンがトリオゾニドをつくることを発見し,ケクレ構造式(ケクレ式)に表されるように,二重結合を三つもつことを示した(1905年).1904年よりゴムの研究に従事し,イソプレンを重合して人造ゴムをつくり,金属ナトリウムがイソプレン重合に触媒作用をもつことを発見した(1912年).

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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