ハルジョオン(読み)はるじょおん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハルジョオン」の意味・わかりやすい解説

ハルジョオン
はるじょおん / 春女苑
[学] Erigeron philadelphicus L.

キク科(APG分類:キク科)の越年草。ハルジオン(春紫苑)ともいう。根出葉は長いへら形または長楕円(ちょうだえん)形。茎は高さ30~50センチメートルで毛があり、茎葉は基部がやや耳形になって茎を抱く。5~6月ころ、径2センチメートル内外の頭花を開く。舌状花は多数で、細長く、桃色を帯びるものが多い。北アメリカ原産で、日本には大正年間に渡来し、各地に野生状態となっている。本種と同じく北アメリカ原産の帰化植物であるヒメジョオンE. annuus (L.) Pers.に似ているが、ヒメジョオンは茎は中空ではなく、花期は1か月ほど遅く、頭花は開花前も上を向くので区別できる。

[小山博滋 2022年3月23日]


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