ハルツバージャイト(読み)はるつばーじゃいと

最新 地学事典 「ハルツバージャイト」の解説

ハルツバージャイト

harzburgite

かんらん石と直方輝石を主成分鉱物とするかんらん岩。直方輝石かんらん岩とも。ときに少量の単斜輝石・スピネル・クロム鉄鉱磁鉄鉱などを含む。全岩の化学組成はCaOに乏しい。日本では,三郡帯と神居古潭かむいこたん帯の超苦鉄質岩類中に特徴的に産する。ドイツのHarz地方にちなみ,H. Rosenbusch (1887)が命名。Wadsworth(1884)のサクソナイト(saxonite)と同義

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参照項目:火成岩の分類図1(モード組成)

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のハルツバージャイトの言及

【カンラン岩(橄欖岩)】より

…一般にカンラン石のほかに輝石が伴われ,生成条件によってスピネル,ザクロ石,斜長石,角セン石,黒雲母などが副成分鉱物として含まれる。カンラン石が90%以上で,輝石の少ないものをダナイトduniteと呼び,それ以下のものについては,伴われる輝石の量比によって,斜方輝石の多いものをハルツバージャイトharzburgite,単斜輝石の多いものをウェーライトwehrlite,両方とも多いものをレルゾライトlherzoliteと呼ぶ。 産状は,(1)塩基性層状分化岩体の下部層を構成するもの,(2)造山帯ないし構造帯に産出するもの,(3)アルカリ玄武岩やキンバーライト中に団球状に包有されているものの3種類がある。…

※「ハルツバージャイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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