ハンス・フォンゼークト(その他表記)Hans von Seeckt

20世紀西洋人名事典 「ハンス・フォンゼークト」の解説

ハンス・フォン ゼークト
Hans von Seeckt


1866 - 1936
ドイツの軍人
元・ドイツ国防省統帥部長官,元・中国蒋介石政府軍事顧問。
シュレスウィヒ生まれ。
第一次大戦では参謀将校として、バルカン戦線などで活躍した、1920年に陸軍統帥部長官となって、機動戦を重視して、ソ連軍事協力し将来の軍備拡大に備えた。左右勢力の対立の中で軍の政治的中立を貫いて、「国家の中の国家」としての軍の立場を維持した。’26年には上級大将に任ぜられたが、国防相と対立して辞任した。’30年からは国会議員、’33〜35年には蒋介石の軍事顧問として中国国民党の軍の育成に努力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む