最新 地学事典 「ハーカー図」の解説
ハーカーず
ハーカー図
Harker diagram
横軸(X軸)にSiO2含有量,縦軸(Y軸)にその他の酸化物含有量を使う2成分組成変化図(A.Harker, 1909)。SiO2含有量は火成岩の分化の程度を示す指数として用いられ,その変化幅の大きい火成岩の組成変化の傾向をみるのに適しており,なかでも中性~珪長質岩に有効。一方,ソレアイト岩系の苦鉄質岩など分化とともにSiO2含有量があまり変化しない場合は有効ではなく,MgO含有量,FeO/MgOなどを横軸に使う別の図が用いられることが多い。
執筆者:岡村 聡・菅原 誠
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

