ハーリセ(その他表記)khāliseh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハーリセ」の意味・わかりやすい解説

ハーリセ
khāliseh

イランにおける王領地。「純粋の土地」すなわち課税が免除された土地の意。 14世紀の史料にも散見されるが,本格的に現れたのは 18世紀以降であり,カージャール朝時代に最も多い。同王朝末期には盛んに売却されて減少したが,パフラビー朝レザー・シャーのとき再び増大の傾向を示した。しかしその後,数次にわたる土地改革の遂行に伴う農民への譲渡により徐々に縮小された。今次のイラン革命のなかで農民による自主分配が一部で行われ,革命新政権も農民への再配分方針を打出している。中世インドでも,廷臣武将などに俸禄として与えられた封土 (jāgīr,ināmなどと呼ばれた) に対して,直接に王国に属し,税を支払う土地として使われた。

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