ばかりに

精選版 日本国語大辞典 「ばかりに」の意味・読み・例文・類語

ばかり‐に

  1. ( 「に」は格助詞接続助詞のように用いる ) ある行為をした(またはしなかった)というだけで、考えもしなかった悪い結果になることを表わす。一見何でもないことが原因となって取り返しのつかない事態になる場合に用いる。
    1. [初出の実例]「江戸子の声色つかふたばかりに、高札で落した」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android