バスキン(読み)ばすきん(その他表記)Leonard Baskin

デジタル大辞泉 「バスキン」の意味・読み・例文・類語

バスキン(buskin)

靴の甲にゴムのまちがはいった婦人用の短ブーツのこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バスキン」の意味・わかりやすい解説

バスキン
ばすきん
Leonard Baskin
(1922―2000)

アメリカの彫刻家、版画家。ユダヤ教ラビ(教師)の子としてニュー・ジャージー州に生まれる。エール大学のあとパリフィレンツェで学び、1950年代から『鳥人』『抑圧された人間』『死者』などの具象彫刻で注目され、1961年サンパウロ・ビエンナーレ展の版画部門で受賞した。バスキンの仕事に一貫しているのは、現代の苦悩悲嘆を堅固な造形表現によって救済しようとしたことで、そのために古代エジプトから中世の宗教彫刻、アメリカ・インディアンの風俗などにみられるフォルムを使って黙示録的な深秘世界を開示してみせている。また、本の装丁でも知られた。

桑原住雄・小西信之]

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