バッサーノデルグラッパ(その他表記)Bassano del Grappa

デジタル大辞泉 「バッサーノデルグラッパ」の意味・読み・例文・類語

バッサーノ‐デル‐グラッパ(Bassano del Grappa)

イタリア北東部、ベネト州の町。グラッパ山の麓に位置し、ブレンタ川が流れる。ワイン用のブドウの搾りかすから作られるブランデーグラッパ産地として知られるほか、彩色陶器のグラッパ焼でも有名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バッサーノデルグラッパ」の意味・わかりやすい解説

バッサーノデルグラッパ
Bassano del Grappa

イタリア北東部,ベネト州ビチェンツァ県,ベネチア北西約 60kmの町。金属加工織物工業などが行われる。 11~12世紀から中世にかけて栄えた町で,16世紀にはダ・ポンテ家のバッサーノと呼ばれた画家たちで有名になり,1650~1850年は印刷出版業で知られた。グラッパと呼ばれるブランデーの一種は有名。第1,2次世界大戦で大きな被害を受けた。人口3万 8659 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android