日本大百科全書(ニッポニカ) 「バフメーチェフ」の意味・わかりやすい解説 バフメーチェフばふめーちぇふВладимир Матвеевич Бахметьев/Vladimir Matveevich Bahmet'ev(1885―1963) ロシアの小説家。青年時代から革命運動に参加し、シベリアの農民の苦しみを描く作品を書いた。革命後、プロレタリア文学グループ「鍛冶屋(クーズニツァ)」に加わり、国内戦の体験に基づく作品を多く書いた。市民戦争期の共産党員たちを主題にした『マルトゥインの犯罪』(1927)や、長編『攻撃』(1940)が代表作。[水野忠夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例