バベノ石(読み)バベノせき

最新 地学事典 「バベノ石」の解説

バベノせき
バベノ石

bavenite

化学組成Ca4Be2+xAl2−xSi9O26−x(OH)2+x(1≥x≥0)の鉱物。直方晶系,空間群Cmcm, 格子定数a2.319nm, b0.5005, c1.939, 単位格子中4分子含む。柱状,繊維状,葉片状結晶。白~帯緑白~帯ピンク~淡褐色,半透明,ガラス~絹糸光沢。劈開{100}に完全,{001}に不明瞭。硬度5.5, 比重2.7。薄片では無色,屈折率α1.578~1.586, β1.579~1.588, γ1.583~1.593, 2V(+)22°~60°。Alの一部はBeが置換,電荷を合わせるため,Oの一部がOHに置換される。主に花崗岩ペグマタイト中に緑柱石に伴うほか,スカルンからヘルビンを交代して産する。名称は原産地イタリアのBavenoにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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