バルメン会議(読み)バルメンかいぎ(その他表記)Synod of Barmen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルメン会議」の意味・わかりやすい解説

バルメン会議
バルメンかいぎ
Synod of Barmen

反ナチスの抵抗を組織化するためにドイツのプロテスタント諸派 (ルター派領邦教会,カルバン派合同教会) が,1934年5月ルール地方のバルメンで開いた会議。告白大会 Bekenntnissynodとも呼ばれる。この運動中核は,M.ニーメラーの主宰する牧師緊急同盟で,37年ニーメラーが逮捕されてからは地下運動となった。バルメンでは K.バルトを中心にバルメン宣言6ヵ条を採択し,第2次世界大戦後の教会復興にまで影響を及ぼした。 (→告白教会 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む