バレエ・デ・シャンゼリゼ(その他表記)Ballets des Champs-Élysées

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

バレエ・デ・シャンゼリゼ
Ballets des Champs-Élysées

フランスのバレエ団。パリのシャンゼリゼ劇場支配人 R.ユーデのすすめを受けて,同劇場を本拠地に 1945年 R.プチ,B.コヒノらによって設立された。プチが振付主役を兼ね,『若者と死』『ランデブー』などパリジャン風の舞台をみせて話題となった。 J.バビレ,V.ベルディ,L.キャロンらが参加し,プチの作品のほか,J.シャラの『カード遊び』などをレパートリーとした。 48年プチが去り D.リシンが招かれたが,50年ユーデが手をひき,混乱のうちに解散。 51年にコヒノの手によって再編成され,R.ページの『復讐』などを上演したが,長続きしなかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android