バレリ鉱(読み)バレリこう

最新 地学事典 「バレリ鉱」の解説

バレリこう
バレリ鉱

valleriite

化学組成4(Fe,Cu)S・3(Mg, Al)(OH, O)2でCu≃Fe, Mg>Alの鉱物。三方晶系,空間群, 格子定数a0.3792nm, c3.430, 単位格子中1.5分子含む。真鍮色,金属光沢。硬度極低。劈開{0001}に完全。Cu:Fe=1:1,Mg:Al=1:1としたときの計算比重は4.44。主に正マグマ鉱床・変成層状硫化鉄鉱床・高温交代鉱床などに産する黄銅鉱を含む鉱石中に少量産する。従来この名前で呼ばれていたものの多くはマッキーノ鉱(~FeS)である。石英とは直接共存する例は知られていない。命名はスウェーデンの化学者G.Wallerius(Vallerius)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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