日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 バンスカー・シチアブニツァばんすかーしちあぶにつぁBanská Štiavnica スロバキア中南部、バンスカー・ビストリツァ県バンスカー・シチアブニツァ郡の都市。人口1万0900(2001)。12世紀から金、銀の採掘が行われ、1240年に市の権利を得た。以後、鉱山都市として発展し、1762年にはヨーロッパ最古の鉱山大学が設置された。13世紀と16世紀の二つの城があるほか、ゴシックやルネサンス、バロック各様式の建造物が軒を並べ、1993年に世界遺産の文化遺産に登録されている(世界文化遺産)。タバコ、繊維工業が盛ん。[木村英明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例