バンテアイクデイ(その他表記)Banteay Kdei

デジタル大辞泉 「バンテアイクデイ」の意味・読み・例文・類語

バンテアイ‐クデイ(Banteay Kdei)

カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院遺跡アンコールトムの東約3キロメートルに位置する。もとはヒンズー教寺院だったと考えられ、12世紀末から13世紀初頭にかけて、クメール王朝のジャヤバルマン7世により仏教寺院に改宗された。四重の周壁に囲まれたバイヨン様式の寺院であり、観世音菩薩かんぜおんぼさつや女神デバターの美しい彫像や浮き彫りが残っている。1992年、アンコールの他の遺跡とともに世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 バイヨン様式

関連語をあわせて調べる

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む