日本大百科全書(ニッポニカ) 「パウムガルトナー」の意味・わかりやすい解説 パウムガルトナーぱうむがるとなーBernhard Paumgartner(1887―1971) オーストリアの指揮者、モーツァルト研究家。生地ウィーンでワルターに指揮を学ぶ。1917~38年と、45~59年ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院院長。その間、22年以来モーツァルテウム管弦楽団指揮者を兼任。58年(昭和33)には単独来日し、ABC交響楽団を指揮してモーツァルトを演奏、ワルター譲りの悠然たる表現を披露した。モーツァルト関係の資料の収集と研究に力を注ぎ、多くの著作を残した。[岩井宏之] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例