現代外国人名録2016 「パク・ヨンソン」の解説
パク・ヨンソン
朴 容晟
Park Yong-sung
- 職業・肩書
- 実業家 元斗山グループ副会長,元国際柔道連盟(IJF)会長,元国際オリンピック委員会(IOC)委員
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1940年9月11日
- 出生地
- 朝鮮・京城(韓国ソウル)
- 学歴
- ソウル大学卒,ニューヨーク大学
- 経歴
- ソウル大学卒業後渡米、ニューヨーク大学に留学。帰国し実業家になるが、政府から柔道の活性化を依頼され、大韓柔道協会会長に。1995年国際柔道連盟(IJF)の会長選挙で当選、韓国人として初めて国際柔道界の頂点に立った。カラー柔道着や延長戦(ゴールデンスコア方式)導入などの改革案を打ち出す。2000年大韓商工会議所会長。2002年より国際オリンピック委員会(IOC)委員。2005年斗山グループの粉飾決算が発覚し、2006年一審で懲役3年、執行猶予5年、罰金80億ウォン(約10億円)の有罪判決を受ける。同年IOCは暫定的に資格停止処分を下したが、2007年盧武鉉政権下で恩赦を受け、IOC委員に復帰。同年IJF会長を辞任し、IOC委員職を失った。2008年韓国の中央大学理事長となる。2015年中央大学理事長と斗山重工業会長を退任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報