パターン・ランゲージ(その他表記)pattern language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パターン・ランゲージ」の意味・わかりやすい解説

パターン・ランゲージ
pattern language

アメリカ合衆国の建築家クリストファー・アレグザンダーが提唱した建築・都市デザインのための共通言語(ツール)。単語を組み合わせて文章をつくるように,有機的な相互規則をもつパターンの組み合わせで建物や空間デザインを生成するシステム。パターンとは,現代の人工的都市からは得られない心地よさや美しさを感じさせる環境(都市・建物)を構成する要素。近代における都市計画の効率主義を批判し,専門家がもつ暗黙知を目に見える形(形式知)にして,専門家の独善による設計ではなく関係者のだれもが計画に参加してパターンを見つけ,合意を形成していくことを目指している。アレグザンダーは著書『パターン・ランゲージ』A Pattern Language(1977)で,253のパターンを抽出,それを「街」「建物」「施工」に分類した。パターン・ランゲージを適用した事例に,埼玉県入間市の盈進学園東野高校がある。

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