デジタル大辞泉 「形式知」の意味・読み・例文・類語 けいしき‐ち【形式知】 1 客観的で言語化できる知識。ハンガリーの哲学者マイケル=ポランニーが提唱した概念。→暗黙知12 ナレッジマネージメントにおいて、言語化・視覚化・数式化・マニュアル化された知識。経営学者、野中郁次郎の定義による。明示知。→暗黙知2[補説]2について、野中は、長年の経験や勘に基づく暗黙知と対になる概念だとして、失われつつある日本独特の企業風土の下、暗黙知を形式知にして共有化を進めることの重要性を指摘した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
産学連携キーワード辞典 「形式知」の解説 形式知 「形式知」とは、客観的にとらえることができ、言葉や構造をもって説明、表現できる知識のことをさいう。通常、「形式知」はナレッジマネジメントの世界では、(長年の経験やノウハウ、直感、勘やイメージといった経験的知識として語られる知識)と共に用いられることが多い。野中郁次郎氏の「SECIモデル」はこの「形式知」と「暗黙知」によって組織的知識創造を説明している。 出典 (株)アヴィス産学連携キーワード辞典について 情報