パトカイ山脈(読み)ぱとかいさんみゃく(その他表記)Patkai Range

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パトカイ山脈」の意味・わかりやすい解説

パトカイ山脈
ぱとかいさんみゃく
Patkai Range

インド北東部とミャンマービルマ北部との国境に位置し、北東から南西に延びる若い丘陵性山脈。アラカン山脈の北東延長部にあたる。第三紀層よりなり、高度は1500~3000メートルで、のこぎり状の尾根をもつ。深いジャングルに覆われ、カムティ、ナガなどの先住民が居住する。交通が不便で、パングソー峠を越える道路唯一の横断路となっている。

中田 高]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む