20世紀西洋人名事典 「パベルウリソーン」の解説
パベル ウリソーン
Pavel Samuilovich Urïson
1898 - 1924
ソ連の数学者。
元・モスクワ第二大学教授。
オデッサ生まれ。
モスクワ大学で学び、次元論を確立し、同時に連結コンパクト集合理論の研究も行った。25歳でモスクワ第二大学教授に就任し、前途有望であったが、フランスのブルターニュにおいて親友アレクサンドロフとともに研究生活を送っていた1924年の夏、遊泳中に高波に襲われ短い生涯を終えた。絶筆は「距離づけの問題について」であった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報