共同通信ニュース用語解説 「オデッサ」の解説
オデッサ
ウクライナ南部の黒海沿岸に位置し、人口100万8千人(2023年推定)。オスマン帝国下で「ハジベイ」と呼ばれていた集落が18世紀後半の露土戦争でロシア領となり、港の建設を命じた皇帝エカテリーナ2世がオデッサと命名。バルト海に面するサンクトペテルブルクと共にロシア帝国の「欧州への窓」として発展した。農業大国のウクライナが穀物を輸出する際の主要港で、保養地や観光地としても知られる。中心部の歴史地区は23年1月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。ソ連時代から横浜市と姉妹都市。(共同)
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