パラボー石(読み)パラボーせき

最新 地学事典 「パラボー石」の解説

パラボーせき
パラボー石

paravauxite

化学組成FeAl2(PO4)2(OH)2・8H2 Oの鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.524nm, b1.054, c0.697, α107°32′, β110°23, γ72°09′,単位格子中1分子含む。短柱状・厚板状,ときに亜平行~放射状の集合体となる。劈開{010}完全,断口貝殻状,脆弱,硬度3,比重2.36。ガラス光沢,劈開面では真珠光沢,無色~淡緑白色,条痕白色。透明~半透明。薄片中無色,屈折率α1.554, β1.558, γ1.573, 光学性正,光軸角中程度。微量のCa, MgがFeを置換する例がある。錫鉱脈中にボー石(ボークサイト),メタボー石,銀星石のやや後に生成。名称はボー石と化学成分が酷似することにより命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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