パリアイヌ(その他表記)pariah dog

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パリアイヌ」の意味・わかりやすい解説

パリアイヌ
pariah dog

食肉目イヌ科。家犬が野生化したもので,東南アジア中近東に広くみられる。体形自然選択による地域的変異が多く一定しないが,大部分は中型。毛色はほとんどが赤色で,顔が黒く,背の後方から尾にかけて黒みを帯びる。耳は立耳。警戒心が強く,人には馴れにくい。群れをなして生活し,夜間獲物をあさり,無気味な遠吠えをする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 選択

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む