パリのパンテオン

世界の観光地名がわかる事典 「パリのパンテオン」の解説

パリのパンテオン【パリのパンテオン】

フランスの首都パリの5区、聖ジュヌヴィエーヴの丘にある、幅110m、奥行き84mの新古典主義建築の建物。18世紀後半に、ルイ15世(1710~1774年)の病気回復を祝ってサントジュヌヴィエーヴ教会として建設された建物で、ギリシア十字平面に大ドームとコリント様式円柱を持つ。のちに、フランス革命期の国民議会の決定によってフランスの偉人たちを祀る霊廟(れいびょう)となった。地下の墓所にはルソー(Jean-Jacques Rousseau、1712~1778年)、ヴォルテール(Voltaire、1694~1778年)、ユーゴー(Victor-Marie Hugo、1802~1885年)、ゾラ(Émile Zola、1840~1902年)、ピエール・キュリー(Pierre Curie、1859~1906年)、マルロー(André Malraux、1901~1976年)などの墓所がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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