パルスフィールドゲル電気泳動(読み)パルスフィールドゲルデンキエイドウ

デジタル大辞泉 の解説

パルスフィールドゲル‐でんきえいどう【パルスフィールドゲル電気泳動】

ゲルを用いた電気泳動の一。塩基対の数が10万~1億程度という分子量が大きいDNA断片の分離に向く。ゲルにかける電界方向角度を交替させると、分子量が小さい断片ほど素早く方向を反転するため、分子量に応じた分離が可能となる。微生物遺伝子型判別などに利用される。パルスフィールド電気泳動PFGE法(pulsed-field gel electrophoresis)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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