パワーコード

音楽用語ダス 「パワーコード」の解説

パワーコード

(1)3度抜きの和音。Cのパワーコードの構成音は、C本来の“ドミソ”から3度のミを抜いた“ドソ”となる。本来のコード・ネーム表記ではomit3(オミット3……3度抜き)となる。(2)パワーコードという表現が登場したのは、おそらく1980年代になってからのことである。ロック系のギタリストは、ギターの4弦5弦6弦を下からルート/5度/(オクターブ上の)ルートという3度抜きのフォームで演奏すること多かったため、必要に迫られて「パワーコード」というネーミングが生まれたのであろう。(3)3度を抜くことにより、長調短調区別が付かなくなって5度・オクターブという完全音程の持つ力強い響きが生まれる。ロックにはもってこいのコード・サウンドとなる。演奏的には、♪ジャジャジャジャ……という8分の刻み、♪ジャ~~ンという全音符白玉)のコード・プレイがメインとなる。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む