ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パンパンガ州」の意味・わかりやすい解説 パンパンガ〔州〕パンパンガPampanga フィリピン,ルソン島中部,マニラ湾の北岸にのぞむ州。州都サンフェルナンド。パンパンガ川下流の低平地を占め,南部は広大なデルタとなっている。水稲とサトウキビの栽培が盛んで,養魚池も多い。アンガット川とパンパンガ川の合流点一帯はカンダバ湿地帯で,雨季には広い湖になるが,乾季にはメロンの一大産地である。製糖工場がある。北部にアラヤット山がそびえ,一帯は国立公園である。パンパンガ語が広く用いられる。 1991年のピナツボ山噴火で大きな被害を受けた。面積 2181km2。人口 118万 1590 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by