パンパンガ川(読み)パンパンガがわ(その他表記)Pampanga River

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パンパンガ川」の意味・わかりやすい解説

パンパンガ川
パンパンガがわ
Pampanga River

フィリピン,ルソン島のルソン中央平野を流れる川。全長 190km。ルソン島中央北部のカラバリョ山地に発し,南流してマニラ湾に注ぐ。中流からは網目状の多数の支流を集める。広い沖積平野はフィリピンの穀倉で,サトウキビ栽培も盛んである。ブラカン州ヌエバエシハ州にダムがあり,中央平野南半の灌漑に利用される。下流では多数の分流となってデルタを形成。デルタ北部のカンダバ湿地帯は雨季には 500km2の湖となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む