パーシェ式(読み)パーシェしき(その他表記)Paasche formula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーシェ式」の意味・わかりやすい解説

パーシェ式
パーシェしき
Paasche formula

指数算出式の1つ。 1875年ドイツの H.パーシェによって提案されたもので,比較時点の実際数量に重みをもたせる指数である。物価指数を例にとれば,各比較時点の指数値は,比較時の実際支払金額が基準時の価格で同量買ったと想定した場合の支払金額の何倍に相当するかを示すものである。基準時の価格を P0 ,比較時の価格を P1 ,基準時のウエイトW0 ,比較時のウエイトを W1 とすると,Σw1P1w0P0 となる。パーシェ式はラスパイレス式と並んで指数算式の基本的なものであるが,ウエイトを比較時点ごとに変更しなければならない点に実務上不便があり,ウエイトを固定するラスパイレス式のほうが広く利用されている。

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