ヒスタスペス(その他表記)Hystaspes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒスタスペス」の意味・わかりやすい解説

ヒスタスペス
Hystaspes

パールサの王アルサメスの子,アケメネス朝の王ダレイオス1世の父。古代ペルシア語のビシュタースパ Vishtaspaのギリシア語形。キュロス2世とカンビセス2世のもとでペルシスの総督であった。ダレイオスが前 522年に即位したとき,ヒスタスペスはパルティアとヒルカニアの総督であり,前 521年に対ダレイオスの反乱を鎮圧した。

ヒスタスペス
Hystaspes

前 1000年頃にゾロアスター教の教祖ゾロアスターによって,真の信者かつ保護者として称賛されたといわれる半伝説的な王。古代ペルシア語のビシュタースパ Vishtaspaのギリシア語形。ゾロアスターは東イランにおいて宣教を開始したと思われるので,ヒスタスペスはバクトリアあるいはソグディアナの地方君主であったとみられる。

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