ヒトBSF2(読み)ヒトビーエスエフツー(その他表記)human B cell stimulatory factor 2

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒトBSF2」の意味・わかりやすい解説

ヒトBSF2
ヒトビーエスエフツー
human B cell stimulatory factor 2

Bリンパ球抗体産生細胞への分化を促進する因子B細胞刺激因子2。Bリンパ球の増殖分化に関与する因子としては,さまざまなものが異なる名称で報告されてきたが,1983年の第5回国際免疫会議において,Bリンパ球に作用する因子を BSFとして統一することが提案された。これら因子の中でもヒトの系で,B細胞の抗体産生細胞への分化促進のみに作用する因子が精製され,BSF-2と呼ばれるようになった。ウイルス病や癌の治療自己免疫疾患等の治療への応用が期待されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む